マクラメロープ

ロープやひもには色々な種類があります!
素材や太さ、柔らかさ、
ひもを結ぶ時の力加減。
その違いによって
仕上がりの雰囲気がガラリと
変わるのも面白さのポイントです!!
結べるものならOK!!
ロープの素材や種類に決まりはありません!
マクラメと言えばマクラメ用に作られたロープが一番結びやすくて最適なのかと思いますよね?
でも、実は結べるものであればなんでもいいんです!!
素材としては木綿糸、麻ひも、革ひも、アクリルやポリエステル素材のコード、毛糸、シルキータッチの光沢ひも等
いろいろあります。
究極、輪ゴムだっていいんです。結べるんだから!!
ロープやひもの糸の太さも様々ですし、撚りロープや編みロープなど種類が多く、マクラメは選択の幅が広いんです。
そもそもロープって??
ロープ選びは作品作りの大きなポイント
ロープの素材と構造によって、結んだノット=結び目に違いが出てきます。
マクラメは結ぶことにより、装飾が生まれるので作品の仕上がりを左右します。

撚り糸、打ち糸の2タイプがあります。
強い硬めのもの
柔らかいソフトなものまで多種多様です。
太いもの・細いものや
手触り、柔軟性、伸縮性、
ほどけやすさ、強度などが違います。
素材と構造をちょっと覚えておくと便利です!
構造について

一般的なロープの構成について
簡単に説明します。
≪①短い繊維=ファイバー≫
を撚り合わせて、
≪②糸=ヤーン≫ にする。
そして紡いだヤーンを複数本、
撚り合わせて
≪③ストランド≫ とする。
ストランドを何本か組み合わせて
撚ったり、編んだりして
≪④ロープ≫が完成します。
ロープはこんな構造で作られているんです!
素材について
ロープには天然繊維及び化学繊維のものが広く使われています。
化学繊維とは?
化学繊維にはポリエステルやナイロンなど石油系を原料とする『合成繊維』と
レーヨンなど天然の木材などから精製された『再生繊維』があります。
再生繊維のペットボトルをリサイクルしたエコペットロープなど環境を守るために繊維化されたロープもあります!

化学繊維ロープは軽く水にも強いです。
耐久性や強度もあり、
結び目も比較的しっかり結べますが
なめらかな素材が多いので
ゆるんでほどけないか、
素材によってはテストをするといいですね!
おススメは”パラコード”
⼀般の合成繊維の中で
最も優れた最強のロープです‼
色・柄も豊富でアウトドアにも大人気!
天然繊維とは?
天然繊維には主原料が天然素材のもので、『植物繊維』と『動物繊維』があります。

主原料がコットン(綿)・リネン(麻)など植物のものを『植物繊維』とシルク(絹)・カシミヤ(山羊)・ウール(羊毛)などが
主原料の『動物繊維』があります。
マクラメコットンロープ
天然繊維は自然界にあるもので作られているので熱や摩擦、紫外線・静電気に強く、水中や土中で腐食し土に還ります。
見た目も美しく、手触りがよい点や吸湿性や通気性に優れているものが多いです。
マクラメ用としてよく販売されているコットン100%のロープは手触りが柔らかく、ふわふわ。
シンプルな小物からインテリア、壁掛けなど存在感があるものやウエディングドロップなどオブジェまで
どんなものにもOK!オールマイティー!
選ぶのに迷った場合はとりあえずコットン100%のマクラメ用ロープを使ってみるといいですね!
海外のマクラメ作品は撚りが甘いふわふわな非常に柔らかいロープが使われていることも多いです。
マクラメロープ=ふわふわなコットンロープと思っている方も多いはず!

天然繊維は化学繊維に比べてお値段は高めではありますが、どんな雰囲気ともあうのでマクラメとの相性は抜群です!
ロープ端の撚りをほぐしてウェーブ感を楽しんだり、ブラシでとかしてふわふわフリンジにしたり色々なパターンができます。
インテリアやアクセサリーなど作りたいものによって持ち味を生かして使い分けすると便利ですね。
これからロープを選ぶ際には、ぜひ参考にしてみて下さい。
まだまだ知りたい!マクラメのこと♡ ↓↓